国際湿地シンポジウムin吉野川
2月24〜25日に徳島市で開催

 日本湿地ネットワークと日本野鳥の会徳島県支部では、2007年2月24(土)、25日(日)の2日間、徳島市で「国際湿地シンポジウムin吉野川」を開催します。

吉野川河口 沖洲海岸

 私たちはこれまで長年にわたって、吉野川河口部などの自然保護に努めてきました。自然豊かな吉野川河口部は既に「東アジア・オーストラリア地域におけるシギ・チドリ類重要生息地ネットワーク」に登録されています。今回のシンポジウムは吉野川をラムサール条約登録地とする活動を推進するにあたって、吉野川河口部が国際的に重要な湿地であることを、新たな気持ちで県民と一般市民に呼びかける催しにしたいと考えています。
 シンポジウムの特別講演として、第10回ラムサール条約締約国会議が開催される韓国より、朴重録(パク・チュンロク)先生をお迎えし、韓国洛東江(ナクトンガン)河口の保護運動を通しての知見と、河口に建設される鳴旨大橋の影響などについてお話しいただきます。
 みなさまのご参加をお待ちしております。


国際湿地シンポジウムin吉野川
―韓国ナクトンガン・吉野川のラムサール登録を目指して―

日 時:2007年2月24日(土)13時〜17時30分
          25日(日)
9時〜12時
●場 所:ふれあい健康館ホール
     徳島市沖浜東2-16 TEL 088-657-0190 地図
●主 催:日本湿地ネットワーク(JAWAN) 日本野鳥の会徳島県支部
●共 催(予定):
     ラムサール条約湿地を増やす市民の会、徳島県自然保護協会、
     吉野川ひがたの会、コープ自然派徳島、とくしま自然観察の会、
     パンダクラブ徳島、吉野川河口と沖洲海岸を守る会、とくしま生協

●2月24日(土)シンポジウムプログラム 13:00〜17:30 参加費1,000円
 司会 山内美登利
13:00 主催者あいさつ
     三宅 武(日本野鳥の会徳島県支部長)
13:05 特別講演 ナクトンガン河口湿地の保全運動(仮題) 
     朴重録(パク・チュンロク/韓国「湿地と鳥たちの友だち」委員長)
14:30 報 告 吉野川河口の現状
     曽良寛武(日本野鳥の会徳島県支部前支部長)
15:10 講 演 河口干潟保全の重要性(仮題)
     清野聡子(東京大学大学院総合文化研究科)
15:30 休 憩
15:40 パネルディスカッション
     ―韓国ナクトンガン・吉野川のラムサール登録を目指して―

     コーディネーター
          浅野正富(日本湿地ネットワーク副代表)
     パネラー 朴 重録(「湿地と鳥たちの友だち」委員長)
          清野聡子(東京大学大学院総合文化研究科)
          曽良寛武(日本野鳥の会徳島県支部前支部長)
          姫野雅義(吉野川シンポジウム実行委員会世話人代表)
          辻 淳夫(日本湿地ネットワーク代表)
          井口利枝子(とくしま自然観察の会代表)
17:30 閉 会

18:30 懇親会(会費制)ホテルグランドパレス(徳島駅前)/参加費5,000円

●2月25日(日)エクスカーション 9:00〜12:00
  貸切りバス:参加費1,000円、事前の申し込みが必要です。
  見学順路:沖洲海浜〜吉野川河口干潟〜第十堰

●後援(交渉中)
     日本野鳥の会、日本自然保護協会、WWFジャパン、
     国交省四国地方整備局徳島河川国道事務所、徳島県、徳島市、
     NHK徳島放送局、四国放送、徳島新聞、朝日新聞徳島支局、
     毎日新聞徳島支局、読売新聞大阪本社
●お願い
 徳島への交通手段が飛行機の場合、小型で便数が少ないためご希望の便にお乗りになれないおそれがあります。なるべくお早く航空券のご予約をお願いします。また、駅前のホテルが便利ですが、ホテル数と部屋数が少ないためすぐに満室になります。お早めにご予約をお願いします。

●お申し込み・お問合わせ先
  日本湿地ネットワーク 日本野鳥の会徳島県支部
  770-0866徳島市末広1丁目2-75港運送(株)内 山内美登利
  TEL 090-3187-3663  FAX 088-625-9893

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