ラムサール学習会 よく学び、(東京湾の魚を)よくいただくためにCop8での決議やガイドラインなどをまとまった形で知る機会がないまま1年半が経過しましたが、遅すぎるというわけではないと思います。これらを私たちの湿地保全活動に活かすべく、ラムサール湿地指定を目指して署名活動を開始している三番瀬のメンバーとともに、まずラムサール条約について学ぶことにしました。呼びかけの会議が5月15日に開催され、5月29日の船橋女性センターでの第1回会議でこれからの活動について話し合いをしました。 目的は「ラムサール条約について理解する」「三番瀬をはじめとする私たちの湿地保全を進めるためにそれを活用する」「条約の戦略に基づいて、いろいろな活動を組み立て、ネットワークなどで協力し合い、大きな動きにしていく(行政や漁業関係者などにも参加の呼びかけをする)」とし、名称を「ラムサール条約と私たちの東京湾」Ramsar Treaty and Our Wetland(ROW)と決めました。 メンバーは三番瀬ラムサールプロジェクトのメンバーとJAWAN有志、代表は辻淳夫さん(JAWAN代表)で、事務局は牛野くみ子さん(三番瀬)と私(伊藤よしの)が担当します。 大きな学習会と小さな勉強会で構成し、学習会は一般に広く呼びかけます。またキャンペーン活動とは一味違った学習的な面を強く打ち出し、アドバイザーをお招きしながら湿地管理や再生のガイドラインなどを勉強することにしています。 みんなラムサール条約についてよく語りますが、もっとよく知り、もっと役立てたいですね。お知らせや成果等の広報は、当面JAWAN、三番瀬のものにリンクさせていただきます。参加希望の方は、下記までお問い合わせください。 (伊藤よしの) 三番瀬を守る署名ネットワーク 牛野くみ子 TEL/FAX 047-453-4987 当面のスケジュール(2004年)【学習会】●第1回日時:6月26日(土)14:00〜16:30 場所:和洋女子大学(千葉県市川市) 内容:私たちの湿地保全にとって今一番大切なことは 講師: 浅野正富さん(栃木県弁護士) ●第2回 日時:7月31日(土)14:00〜16:30 場所:和洋女子大学 内容:ラムサールを知って、伝える――CEPAってなんですか? 講師:シンバ・チャンさん(日本野鳥の会 鳥と緑の国際センター) 井浦宏司さん (習志野市職員 前谷津干潟自然観察センター) 伊藤よしのさん (自然再生のデンマークを訪ねたときのお話) 会費:500円 ●第3回 日時:8月21日(土)14:00〜16:30 場所:和洋女子大学 内容:ラムサールと海と漁業 講師:小林聡史さん(KIWC) 大野一敏さん(船橋漁師) 会費:500円 ※終了後 納涼クルージング(大野さんの船で) 会費は4000円ぐらい バンド演奏、ビール付き ●第4回 日時:9月18日(土)時間未定 場所:未定 内容:詳細 未定 講師:辻淳夫さん(JAWAN代表) 花輪伸一さん(WWF−J) 御簾納照雄さん(小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会) 【勉強会】●7月17日(土)船橋市女性センター・三番瀬戦略会議 ●10月2日(土)船橋女性センター ・国際湿地シンポジウム(中池見・10/16〜17)参加のための準備 (展示等の作成など) |