2004国際湿地シンポジウム in 敦賀
10月16〜17日、福井県敦賀市で開催!

 日本湿地ネットワーク(JAWAN)では1991年より毎年、国際湿地シンポジウムを開催してまいりましたが、2004年は敦賀市「中池見湿地」で開催します。
 中池見湿地は地元環境団体の長年の活動が実り、保全の道筋が見えてきました。開発計画を撤回した大阪ガスは、所有地を敦賀市へ寄付する意向を表明しています。中池見湿地のラムサール条約登録地指定を進めるために、今回のシンポジウムでは国内外の湿地保護関係者が敦賀に集まり「ラムサール登録」をテーマに発表や討議を行います。
 一方、日本各地の湿地への危機は依然として厳しいものがあります。諫早湾、泡瀬干潟、三番瀬、釧路湿原、渡良瀬遊水池など各地からの報告も交えて、相互理解を深めながら、問題解決に向けて参加者全体で考えていきます。
 多くの皆さまのご参加をお待ちしています。


2004国際湿地シンポジウム in 敦賀
ラムサール登録・未来への贈りもの―その役割と展望―

開催日 :2004年10月16日(土)〜17日(日)
開催場所:福井県敦賀市 敦賀短期大学
(地図)

主  催:日本湿地ネットワーク
主管団体:NPO法人ウエットランド中池見
後  援:環境省/福井県/敦賀市/敦賀市教育委員会
     (財)日本自然保護協会 (財)世界自然保護基金ジャパン
     (財)日本野鳥の会
参加費 :資料代1000円
交流会費:3000円

プログラム

10月16日(土)
 ●午前の部 10:00〜12:00
  ・現地観察会(エクスカーション)
    JR敦賀駅集合9時40分(貸切バスで移動)
  ・ポスターセッション(敦賀短期大学ホール)
 ●午後の部 13:30〜17:30 
  ・特別講演 名執芳博(環境省自然環境局野生生物課長)
  ・特別講演 リチャード・リンゼイ(国際泥炭地保全グループ(前IMCG代表))
  ・基調講演 小林聡史(釧路公立大学・元ラムサール条約事務局)
  ・ラムサール登録地からの報告 辻 淳夫(NPO法人藤前干潟を守る会)
 ●交流会 18:00〜20:00

10月17日(日)
 ●午前の部 9:30〜12:00
  ・重点の報告:諫早・泡瀬・三番瀬・釧路湿原
  ・団体の紹介:各地を結ぶリレートーク
 ●午後の部 13:00〜15:30
  ・パネルディスカッション 
   テーマ:ラムサール登録・未来への贈りもの―その役割と展望― 
    コーディネーター 堀 良一(日本湿地ネットワーク/弁護士)
    パネラー     名執芳博(環境省自然環境局野生生物課長)
     〃       リチャード・リンゼイ
                 (国際泥炭地保全グループ(前IMCG代表))
     〃       河野昭一(京都大学名誉教授)
     〃       笹木智恵子(NPO法人ウエットランド中池見)
     〃       小林聡史(釧路公立大学・元ラムサール事務局)
     〃       辻 淳夫(日本湿地ネットワーク) 
  ・宣言文の採択

■連絡先:NPO法人ウエットランド中池見
    TEL/FAX 0770-23-5003(笹木進/智恵子)
    e-mail info@nakaikemi.jp
 ★ウエットランド中池見のホームページから参加申し込みができます。