TOKYO WETLAND WEEK
928日(日)

国際湿地シンポジウム2003 in 東京
諫早・泡瀬・セマングム――救え! 東アジアの湿地と干潟

  • 日 時:9月28日(日)午前の部10:00〜/午後の部13:30〜
  • 会 場:在日本韓国YMCAアジア青少年センター(水道橋駅)
  • 参加費:前売800円 当日1000円(午前・午後通し)
  • 主催:日本湿地ネットワーク(JAWAN)
 1991年のJAWAN結成以来、湿地保護のホットな「現場」で開催してきた国際湿地シンポジウム。今年は諫早問題の正念場とも言える「原因裁定」が進行中の東京で開催します。環境や平和に関して積極的な発言を続けている屋久島在住の作家・星川淳さんや、韓国からのゲストも迎え、日本と韓国、東アジアの各地に向けて、東京から湿地保護のメッセージを発信します。
▲沖縄の泡瀬干潟
(C) Satoshi Kobayashi
▲韓国のセマングム干潟
(C) Shin7ichi Sato

■午前のプログラム(予定)

  • 繁殖地のシギ・チドリたち
    ――ロシア・チュコト南部の繁殖調査から 
    柏木 実(JAWAN)
  • 各地の湿地・干潟からの報告(三番瀬、瀬戸内海など)

■午後のプログラム(予定)

  • 諫早湾・有明海――有明海の環境異変と干拓事業の今
      菅波 完(諫早干潟緊急救済東京事務所)
  • 泡瀬干潟――貴重な海草場・干潟と無謀な埋立事業
      藤井 晴彦(琉球湿地研究グループ)
  • セマングム干潟――韓国からの報告(韓国からのゲストを予定)
  • 特別講演 生命の輪――東アジアの挑戦
      星川 淳(作家・屋久島在住)

    ▲屋久島の豊かな水の流れ
    (C)Kayoko Hoshikawa
    星川 淳(ほしかわ・じゅん)
    1952年、東京生まれ。作家・翻訳家。82年より屋久島在住。人間と自然のより良い関係を探る著訳書を手がける傍ら、内外のさまざまな市民運動に関わってきた。屋久島環境政策研究所を主宰し、屋久町環境審議会会長も務める。著書に『環太平洋インナーネット紀行』、『屋久島水讃歌』、『地球生活』、共著に坂本龍一監修『非戦』、訳書にJ・ラヴロック『ガイアの時代』、P・アンダーウッド『一万年の旅路』、A・ネス他『地球の声を聴く』、S・リッター他『イラク戦争』など多数。

■会場:在日本韓国YMCAアジア青 少年センター


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