日米カキ礁シンポ、4月8日に和洋女子大で開催

 日米カキ礁シンポジウム実行委員会では、日本湿地ネットワークなどの後援で、日米カキ礁シンポジウムを2007年4月8日、千葉県市川市の和洋女子大学で開催します。


日米カキ礁シンポジウム
Symposium:Oyster Reefs in Sanbanze and Chesapeake Bay

 私たちは、2002年3月より東京湾三番瀬の猫実川河口域で市民参加によるカキ礁調査、生物調査、住民アンケートなどの活動を行ってきました。この4年間の活動に基づき、米国東海岸チェサピーク湾よりカキ礁研究及びオイスターガーディニングの研究者を招待し、「日米カキ礁シンポジウム」を開催します。

東京湾三番瀬猫実川河口域のカキ礁

 このシンポジウムでは、チェサピ−ク湾の最新のカキ礁研究の成果を学ぶと共に、カキ礁復元に携わる研究者の方との交流を図ります。そして国内第一線の研究者により干潟・浅海域のカキ礁の役割と機能、漁業への視点、そして三番瀬の干潟生態系の重要性に焦点を当てた講演を行います。
 豊かな生きものを育む三番瀬を次世代に残すため、広くたくさんの方に議論に参加していただきたいと思います。

日 時2007年4月8日(日)午前10時〜午後5時
●場 所和洋女子大学 市川市国府台2-3-1 地図

●プログラム
 特別講演:マーク・ルーケンバーク(ヴァージニア海洋科学研究所教授)
  「チェサピーク湾におけるカキ礁復元と漁業について」
 特別講演 向井 宏(北海道大学厚岸臨海実験所所長、日本ベントス学会会長)
  「カキ礁の役割と干潟生態系について」

●主 催:日米カキ礁シンポジウム実行委員会
●参加費:1,000円(資料代)
●後 援:(財)日本自然保護協会、WWFジャパン、日本湿地ネットワーク
     三番瀬市民調査の会
●連絡先:事務局 伊藤昌尚 tel/fax 048-845-7177
         〒338-0832 さいたま市桜区西堀4-7-1-113

★このシンポジウムは第17期プロ・ナトゥーラ・ファンドの助成を受けて開催します

米国チェサピーク湾のカキ礁