「ラムサール条約入門」を出版しました
日本湿地ネットワークが琵琶湖ラムサール研究会などの協力を得て、1年間かけて準備した本「ラムサール条約入門−ゆたかな山・川・里・海を未来に伝える」が、ラムサール条約COP10を前にこのほど完成し出版しました。
この本は、ラムサール条約事務局が条約の歴史や取り組み、活用の仕方などの全体像を正確に伝えるために発行した「ラムサール条約マニュアル第4版(The
Ramsar Convention Manual 4th edition)」の邦訳に、日本語版オリジナルの記事「日本の湿地保全活動」など加えてまとめたものです。
膨大な決議や勧告、ガイドライン、戦略文書のなかから該当する部分を探し出すのは大変ですが、この本は、効率よく、正確に、知りたいテーマへと導いてくれます。
この本を読めば、条約のある程度の全体像をつかむことが可能です。COP10参加を決めている団体の方や、条約に基づく湿地保全活動に取り組む方々が、さらにラムサール条約を活用するためにぜひ読んでおきたい1冊です。
ラムサール条約は私たちNGOが深く関わってきたことによって、湿地保全に効力を発揮してきたとも言えます。この本で条約への理解をさらに深め、湿地の賢明な利用に向けた活動を自信を持ってすすめましょう。
【お申し込み方法】
本書は通信販売にてご購入いただけます。ご希望の方は下記のゆうちょ銀行振替口座(郵便振替口座)に、冊数分の代金をお振り込みください。振込用紙には送り先の住所、お名前、電話番号に加えて「ラムサール条約入門○冊希望」とご記入ください。
●価格:1冊1600円(送料込み)
●ゆうちょ銀行振替口座:00170-8-190060 加入者名:日本湿地ネットワーク
●お問い合わせ 電子メール
「ラムサール条約入門−ゆたかな山・川・里・海を未来に伝える」
A4判 110頁 |
●目次
ラムサール条約マニュアル翻訳部分
第1章 ラムサール条約とは?
第2章 条約の歴史
第3章 条約はどのように運営されているか?
第4章 締約国に対する支援
第5章 条約への加盟手続と締約国が負担する費用
付録
1 ラムサール条約条文
2 湿地の賢明な利用ハンドブック(第3版)紹介
3 条約の用語集
4 ラムサール条約マニュアル発行のいきさつ
日本語版オリジナル
「ラムサール条約マニュアルに助けられて」小林聡史(釧路公立大学教授)
「日本の湿地保全活動」辻 淳夫(日本湿地ネットワーク)
「ラムサール条約と我が国における取り組み」
守分紀子・尼子直輝(環境省自然環境局
写真集「守りたい、美しく、いのちあふれる日本の湿地」
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●監修
堀 良一(日本湿地ネットワーク)
柏木 実(日本湿地ネットワーク)
●翻訳
池田愛美(日本湿地ネットワーク)
宮林泰彦(琵琶湖ラムサール研究会)
●編集
伊藤よしの(日本湿地ネットワーク)
●デザイン
松本 悟(マッチボックス)
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●協力
守分紀子(環境省自然環境局 国立公園課)
尼子直輝(環境省自然環境局 野生生物課)
小林聡史(釧路公立大学)
辻 淳夫(日本湿地ネットワーク)
NGOのみなさん・習志野市
(写真・資料提供) |
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