国連地球生きもの会議(MOP5/COP10)参加報告
第10回生物多様性条約締約国名古屋会議(国連地球生きもの会議)が開催された。10月11日からMOP5、18日からはCOP10が開催され、29日(30日未明)に閉幕した。MOP5は、開幕直前の準備会合で「名古屋・クアラルンプール補足議定書」に合意、15日に採択した。COP10では、「名古屋議定書」、2020年に向けた生態系保全目標「愛知ターゲット」などを30日未明に採択した。
日本湿地ネットワークは、開会式、作業部会会議やサイドイベントを傍聴し、ブース展示やポスターセッションに参加して、地元の団体、各地の団体の方と交流しました。
療養中の辻淳夫代表は、車椅子にのって、会議を傍聴したり、ブース見学に現れ、いつもの笑顔を見せてくれました。
毎日、写真を撮りましたのでご紹介いたします。
10月18日(月)
COP10開会式(センチュリーホール):午前10時より松本龍環境大臣あいさつ
夜の開会レセプション会場
生物多様性交流フェア:ポスターセッション(名古屋学院大学体育館)
三番瀬の「牡蛎礁生態系」を説明する竹川未喜男氏(千葉の干潟を守る会)
10月19日(火)
早朝のNGOミーティングルーム(234A)訪問世界のNGOとのミーティングに参加
サイドイベントへ参加:「13人のグランマザーからCOP10への提言」
名古屋学院大学体育館にて
10月20日(水)
JAWANブース(熱田会場大テント内)記念サイン帳を置き、缶バッジをプレゼントしました。
10月21日(木)
大テント内のワークショップ(熱田会場)ブラジルのNGOの発表・報告が開かれている。
夜のサイドイベントに参加:農水省「水産業と生物多様性」
10月22日(金):ワークショップスペース
韓国NGOの方が四大河川開発計画について報告発表10月23日(土)
日韓こども湿地交流(JAWAN協力行事)韓国の子どもたちは'生きものを助けて'と熱演
10月24日(日)
JAWANブースへお客様時にはお坊様も。
10月25日(月)
:「ジョイントアクション!ニッポンの宿題」(白鳥会場)大規模な開発のために生物多様性の危機に直面している各地の団体が、
広場でアピ−ルを行なった。
10月26日(火)〜27日(水):帰宅中
10月28日(木)
ハリソン・フォード氏(CI副理事長)の記者会見CBD市民ネットの武者小路公秀氏は、「米国が条約を批准するように
お願いしたい」とオバマ大統領宛の手紙のコピーを託した。
雨の降る白鳥会場
10月29日(金)
最終日をむかえたWGⅡ議場午後4時30分、ブースの片づけ終了。
大変お世話になりました。みなさま、ありがとうございました。
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