山本廣子(和白干潟を守る会) 和白干潟は国指定鳥獣保護区になり、ラムサール条約登録の候補地54箇所の1つに選ばれました。和白干潟がラムサール条約の登録湿地となり保全へ向かうように、私たち市民も応援したいと企画しました。 当日は45名が参加し、和白干潟の中やアシ原をゆっくり歩きながら、コメツキガニやアラムシロガイなどの生き物や湿地の植物を観察しました。講師の解説もあり、生き物たちの生活や、環境によって変わる植生を知ることができました。少し肌寒いくらいで心地よく、和白干潟のいろいろな面を観察できました。参加者は若い人や子どもが多く、楽しい半日でした。多くの市民に和白干潟を広い範囲で体験してもらい、良さを感じてもらえたと思います。多くの発見の旅ができたのではないかと思います。これが和白干潟の保全につながっていくように願っています (JAWAN通信 No.81 2005年6月30日発行から転載) |