ウガンダ大統領のスピーチ

午後3:15 ムセベニ大統領登場
 壇上には他にウタフィリ環境大臣、イラン副大統領、条約事務局長
ウガンダ大統領:用意された長い原稿を読むと皆眠ってしまうだろうから読まない。
ウガンダは30%が湿地
アフリカ大陸は巨大な山、高地のようなものだ
会場のある所は標高1300m

ウガンダの湿地への脅威
(1) 湿地への土砂流入(シルテーション) 周辺高地の森林破壊による
    なぜ森林破壊が起こっているかはまた後で触れる
(2)植民地時代に神の意志に逆らう行為が広く行われた[英国人は国へとっとと帰れ!!]
  すなわち湿地を農地に転換することだ
  わいろを払って湿地にいる人々を追い出した
(3)水田(中国からの指導):ソルガムやミレット等の穀物が我々本来の主食だ
  これらを食べてきたからこそ、我々の中には極めて背の高い人々が居る
  米国においてバスケットボールでがんばろうとしている黒人はソルガムを食べるべきだ
  upland rice better than paddy rice
陸稲栽培の方が水田耕作より優れている
(4)国際環境保護団体
  混乱したロマンチスト達
 ナイルの水力発電に反対
  遠く海外から来た人間がイカダに乗ったり水に飛び込んだりするためか
 1992年 リオ地球サミットの頃
  280立方メートルの材木が切られていたが、それらは燃料として使われた
 電力を与えなければ、農民達は森林破壊をしてしまう
 それだけ森林が破壊されると土砂流出の原因に
 すなわち、環境を守るためには電力が必要だ
 水力や他の電力
(5)frozen ショショ?メタモルフォーセス(昆虫の変態)
 ヨーロッパは過去500年に変態を遂げた
  農民達の社会 → 工業化
 アフリカの社会は変態が凍結されている
  植民地化の悪影響/工業化されない
 英国では2%が農民、ウガンダでは80%が農民で彼らは環境破壊をしてしまう
 こうしたアフリカの社会構造こそがアフリカの環境破壊の原因だ。
解決策
(1)教育 「無視(ignorance)」をなくさなければならない
  オゾンホールを守るために植林(?)
(2)環境を守るための活動はおもしろくなければならない
  また収入に結びつくことも必要
(3)電力供給
  特に持続的なタイプの電力
(4)工業化
  農業→工業 地方の人口密度が減り自然が戻る
 工業化―(マイナス)商業的欲望(commercial greeds)
(5) ヨーロッパ、北米、日本といった先進国の問題
聖書創世記11章4節を引用 人類が天にも届く塔を建設
 何でも出来るという力を誇示 神は人々の言語をバラバラにしてしまう
 これこそが先進国の問題だ

大統領退場(16:00直前)