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新舞子干潟のラムサール条約登録を求める要望書

環境大臣 山本公一 様
 播磨灘を守る会 
 代表 青木敬介

 私たちは、兵庫県たつの市御津町の「新舞子干潟」をラムサール条約登録地にして後世に残すよう運動を続けている団体です。
 
 もちろん、当干潟はラムサール条約登録の国際的基準もクリアしており、たつの市へも申請しております。しかし、漁業協同組合が反対しているため、地元市長はなかなか申請をしてくれません。漁業協同組合の反対の理由は「いろいろなシバリがあって、漁ができにくい」とのことですが、国際条約に「シバリ」はなく、ワタリガニ、ヒラメ、カレイなど、むしろ水産生物を増やす条件が2項目もあり、新舞子干潟はこの条約の目的を満たすためにあるような干潟です。
 
 私たちは地元市長の同意を呼びかけるような積極的な動きを環境大臣にお願いしたいものです。以上、なお、当干潟の底生生物の多さを一覧表にしたものを添えて、要望いたします。

(JAWAN通信 No.117 2016年11月30日発行から転載)

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