■干潟を守る日2005イベント報告

干潟でアート 浜下りしてアートしよう

●2005年4月9日(土)
●主 催:佐敷干潟と遊び学ぶしあわせまねきの会

 4月9日(土)、さわやかな澄んだ空気の中、12時ごろからぞくぞくと参加者が集まり、簡単な説明のあと、それぞれグループになって干潟に材料をさがしに下りていきました。砂州を渡る人もいれば、兼久島のほうへいくグループもあり、自分が気に入った貝、流木、サンゴ、などなどをひろって実習室へ。「こんな風にしたい」「これはどうくっつけたらいいかしら」地元のおもちゃ作り名人目島興作さんとクラフトの達人長若道代さんが相談にのってくれ、「へえ」「なるほど」の技を伝授してもらいながら和気藹々と作品作りがすすみます。
 できあがった作品を応募しないで大事にかかえて帰っていく親子もあって、ひとりひとりのよい思い出になったようです。

春たけなわ 干潟観察会

●2005年5月8日(日)
●主 催:佐敷干潟と遊び学ぶしあわせまねきの会

 前日までつゆ空を心配したのがうそのように、干潟に下りる頃から太陽も顔を出し、絶好の観察日和となり、連休最終日のしかも母の日でしたが、たくさんの子供たちの参加で、盛り上がりました。
 ハシリイワガニという、足の速いカニをつかまえたり、つかまえたミナミコメツキガニをもぐり勝負させて、自分の穴にふたをするかわいいしぐさをみたり、ふと先をみると、チュウシャクシギがひょこひょこ歩いています。兼久島の砂地で甲羅が10cmをこえるツノメガニを捕まえて、みんなびっくり。順番にこわごわ甲羅をもってみました。そこで、オキナワハクセンシオマネキやトカゲハゼの様子やツノメチゴガニ(同じツノメでもツノメガニとは大きさが大違い。1センチぐらいのかわいいカニです。)のかわいく「バンザイ」とハサミを振り上げる様子を望遠鏡でのぞいて、帰って来ました。
ツノメガニ
 シュガーホールにもどってしばらくすると「クロツラヘラサギがきてるよ」との声に、望遠鏡をもって護岸へ逆戻り。ダイサギやコサギの中に、1羽だけ、しゃもじのような黒いくちばしのクロツラが! 2、3日前からきているとは聞いていましたが、目の前に来てくれるとは、感激!
 それからしばらく、眺め続ける人もいて、楽しい観察会になりました。(クロツラはえさのとり方がへたくそだ、との報告もあり)


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