■干潟・湿地を守る日2007イベント報告

「干潟を守る日」を干潟を見つめる日にするために・・・
私たちの干潟を記録し続けよう 第3回定点調査

●期日:2007年4月21日(土)
●場所:沖縄県・佐敷干潟
●主催:佐敷干潟と遊び・学ぶしあわせまねきの会

 いよいよ海の季節到来!ひさびさの干潟は、ずいぶん砂洲が護岸に近づいていてびっくり、来年は護岸にくっついているかも?という冗談が飛び出すほど。三々五々集まった家族連れなど20数名で昨年に引き続き、定点調査を行いました。ヒメシオマネキやミナミコメツキガニに子供たちは大歓声。調査とは関係なくあっちこっち掘ったり、追っかけたり。「おっきいのみつけた!」「にげるな、まてまて」と広い干潟を右へ左へ、存分に干潟を楽しみました。もちろん、捕まえた生き物たちは、また今度ね、といって、捕まえた場所にかえしてやりました。
 近隣の埋立や人工ビーチの影響か、砂の流入で、これまでずぶっとはまった場所でもあまり足をとられることもなく、トカゲハゼの生息域も変化しています。素人目にも心配な現状です。

50センチ四方の砂泥を洗濯ネットでこして、パットに移して、生き物を探します。何がいるかな?あ、ゴカイ?線虫? ほら、こんなのいたよ!ちょうど大潮で脱皮したばかりの脱け殻も見つけました。仲のいい夫婦のテッポウエビも!

天然のお砂場パートU。泥遊びは子供の遊びの原点。大きくなっても干潟で遊んだことを忘れないでね

手前が護岸。以前はトカゲハゼがいたあたりがすっかり砂地化して・・・。


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