●江戸川の自然環境を考える会

春の利根運河と江川ビオトープ

4月24日(日)利根運河と江川ビオトープ

4月24日(日)、幸い、天気は快晴となり、参加者は24名。
 つくばエクスプレスの柏たなか駅から、まず、利根川の洪水調整地となっている田中調整地へ。ここは、日頃は田んぼであり、いざとなったら、調整地となって洪水を溜める・・・ダムよりはるかに有効な洪水調整施設。

 続いて、利根運河から野田市江川地区ビオトープへ。利根運河は利根川と江戸川を結び舟運のためにつくられた人工の運河。しかし、昭和16年に閉鎖後、豊かな自然が残る貴重な場所となりました。

 さらに、利根運河に隣接する野田市江川地区ビオトープは?地開発計画から180度方向転換したこと、水田型市民農園として、周辺の樹林地を含めて90ヘクタールが保全された経緯なども説明しつつ、当日は市民の田植えが行なわれていて、天気も良くなんともにぎやか。子どもたちは泥んこになって、生き生きと嬉しそうで、その姿に感動でした。

 午後は利根運河沿いに小さな田んぼに立ち寄ったり、東京理科大の理窓会記念自然公園も訪ねて、多様な水辺とそこに頼る多くの生きものたちを観察し、水辺、湿地の大切さを考えた1日でした。

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