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「2014干潟・湿地を守る日」宣言

 「干潟・湿地を守る日」キャンペーンは1999年より始まり、2014年で16回目となります。私たちは長崎県諫早湾が閉め切られた「4月14日」を忘れずに全国の干潟・湿地の保全に取り組んできました。
 現在、開門を求める主に佐賀県側の漁業者側と開門に反対する主に長崎県の農業者側がそれぞれ国を相手取って訴訟を提起していますが、国は現段階で裁判と並行して双方との協議を続けており、干潟復活はまだ先が見えない状況です。
 
 また、2011年3月の東日本大震災から3年が経過しますが、放射性物質汚染水が漏れる事故が続いております。廃炉についても先が見えない状況のなか、現政権は原発の再稼動、国外への輸出の動きを加速させています。
             
 このような中、先の沖縄県名護市長選では新基地建設・辺野古埋立に反対する市長が再選されるという明るいニュースがありました。しかし、政府は辺野古市民の民意を無視する動きを示しており、予断を許しません。
 
 このような現在の様々な国の動きは、私たちの求める水環境、干潟・湿地保全からほど遠い方向に向かっています。
 今こそ、私たちは全国で志を同じくする皆さんと連携して各地域から声を上げ、今ある豊かな自然、干潟・湿地を後世に残していかなくてはなりません。
 その行動のひとつが国際基準を満たした和白干潟、吉野川河口、東京湾三番瀬、盤洲干潟、瀬戸内の播磨灘やハチの干潟などのラムサール条約登録実現を目指すことです。またさらに条約湿地の一層の増加を求めていくことです。
 私たちは、日本各地の干潟・湿地の保全のために力を合わせ行動することを宣言します。
 
 
 追加宣言(各地の宣言を必要に応じ追加してください)
 
 2014年4月14日
 (日付はイベント日に合わせてください)


日本湿地ネットワーク
2014干潟・湿地を守る日参加者一同


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