○世界湿地NGOネットワークの経過報告

2009年5月6日:WWN委員(アジア代表)辻淳夫より報告

●世界湿地NGOネットワーク(WWN)の発足

  2008年10月、韓国慶尚南道昌原市にて開催された、ラムサールCOP10開催の折、世界から約200名が参加して、世界湿地NGO会議が開かれ、NGO宣言をまとめて本会議の冒頭に発表するなどの活動をしました。その際、湿地保全への貢献をより積極的に進めるために、世界の草の根グループをつなぐ、世界湿地NGOネットワーク(World Wetland NGO Network:略称WWN)を、当面以下の12名を委員として発足させました。

Chris Rostron  (議長、英国、Wildfoel & Werland Trust)
Peter Lengyel  (副議長、欧州代表、ルーマニア(ラムサールCOP11開催国)、
Unesco Pro-Natura)
Melissa Marin  (新熱帯区代表、コスタリカ、FUNGAP)
辻 淳夫  (アジア代表、日本、JAWAN)
Zi, Tzan-hyuk  (アジア代表、韓国、KFEM)
Cassie Price  (オセアニア代表、オーストラリア、Wetland Care)
Chris Prietto  (オセアニア共同代表)
Baboucarr Mbye  (アフリカ代表、ガムビア、Stay Green the Gambia)
Becky Abel  (北米代表、アメリカ、Wisconsin Wetland Associatin)
柏木 実  (テクニカルサポート、日本)
Luc Hoogenstein  (テクニカルサポート、オランダ)
Esteban Biamonte  (事務担当者、コスタリカ、Union de Ornitologo)

●世界湿地NGO会議(2008年10月26日順天市)

10月26日世界湿地NGO会議

世界湿地NGO会議ルーさん

●ラムサールCOP10(2008・10・28〜11・4)以降の活動報告

WWNホームページをご覧ください。
http://www.worldwetlandnetwork.org/
http://www.worldwetnet.org/

●第1回スカイプ会議(3月10日)

  議長のクリスを中心に、WWNホームページやMLの準備が進められ、3月からはSKYPEによる電話会議が開かれ、各委員の肉声を同時に伝えあいながら意見交換をしています。これまで、WWNの進展状況を報告できずにいましたが、スカイプ会議の報告をします。
  WWNはクリス議長(英国)が中心になって、活動資金集めの努力や、メンバー加入案内のチラシづくりなどが進められている段階です。。
  委員の全員が対面して会議を持つことを望んだことから、そのための資金を集めるアイデアを出し合い、来年のCBD−COP10をホストする日本からの貢献もありうると柏木さんが応えたことから、日本企業からの資金獲得努力が、生物多様性市民ネットワークで進められています。

●第2回スカイプ会議(4月28日)

  また、6週に一度ほどのペースでスカイプ会議をもつことになり、4月28日に2回目が開かれました。事前に韓国からのアジア代表Tzanさんから、韓国政府の大運河計画の再燃問題などについての支援要請が寄せられていたことから、日本と韓国NGOで連絡を取り、できる限りの支援をしていくことになりました。
  アジア代表委員をひきうけた私も、韓国や中国、そして、アジア―オセアニアの湿地保全に取り組んでいるお仲間と連絡をとりたいと思いつつ、具体化できていませんでしたが、これから少しずつ進めたいと考えています。みなさまの、お力添えを、よろしくお願いします。。


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