■干潟を守る日2006イベント報告 第6回 豊川河口干潟で遊ぶ会●2006年4月16日(日)●主催:六条潟と三河湾を守る会 豊川を守る住民連絡会議 豊川流域の水問題を中心とした活動をしている「豊川を守る住民連絡会議」と豊川の河口に広がる干潟を守る活動をしている「六条潟と三河湾を守る会」の共催で、2006年4月16日(日)に第6回豊川河口干潟で遊ぶ会が行われました。 参加者全員で下記の決議文を採択しました。
心配された天候は、北風が強かったのを除けば、室内での勉強会が済む頃には晴天が広がっていました。 12時過ぎに、防潮堤の上から六条潟のアサリ稚貝の発生場所解説と、次期港湾計画で焦点になっている埋立て計画がある場所の説明のあと、階段を降りて干潟にでました。子供たちは説明を聞き終えるのも待ちきれない様子で、早速干潟にでていきました。満ち潮が背後まで迫ってくるまで、夢中になって砂を掘っていました。きっと後々までこの日の記憶は残るのではないでしょうか。 14時頃に遅い昼食となりました。前日、六条潟で採ったバカガイの酒蒸し、アサリと三つ葉の赤味噌汁、焼きアサリと、味を堪能しました。(このアサリは、地元のアサリ仲買業者さんからの差し入れです。)三河湾のアサリは、甘くておいしいのが特徴です。蒸し焼きオオノガイという特別メニューもありました。 そのほか、参加者多数の目によって見つけた干潟の生物を写真で記録していくという取り組みを今回始めましたが、アナゴの変態直後と思われる稚魚が見つかりました。(これは実は、ギンポであると専門家からご指摘を受けました。)干潟や藻場の役割は、稚仔魚のゆりかごというとおりですね。二枚貝では、バカガイ、シオフキガイ、アサリ、サルボウガイ、カガミガイ、ムラサキイガイ、カキが観察されました。巻貝では、アラムシロガイ、ウミニナ。ヨコエビ、ヤドカリ、スナガニ、フジツボのなかま。イソギンチャク、クラゲ、ゴカイなどもいました。 地元ばかりでなく、遠く名古屋方面や渥美地区(田原市)からも参加していただき、報道関係の方を除いても、50名と、用意した資料が完全に捌けてしまいました。受付や、昼食の料理なども参加者のみなさんに手伝っていただき、無事16時前に終了できました。ありがとうございました。 報告 六条潟と三河湾を守る会(市野) JAWANトップページ >> 干潟を守る日 >> イベント報告目次 |