この日は特別報告と専門部会を午前・午後に行う予定であったが、昨日までで決議案の提案・討議が終わらなかったため、午前中に提案・討議を続行し、二つの専門部会を午後に並行して行うことになった。 決議案提案・討議(続き) 決議案17 協力国際NGO(IOP) 新しいパートナーとしてスリランカの首都コロンボにある国際水管理機関(IWMO:International Water Management Institute )を受け入れる提案が盛り込まれ、修正なしに採択。 決議案18 これまでのCOP決議検討 決議案19 CEPA監査委員会 決議案20 地域湿地シンポジウム (日本政府提案) アジア湿地シンポジウムの成功をもとに、他の地域でも動揺のシンポジウムが行われるよう奨励。 決議案21 島嶼小国家におけるバイオーム(生物群系)横断管理 決議案23 南極の湿地 提案国のスイスが議題取り下げたが、2007−8年の南極年を機会にCOP10の前に討議を求める。 決議案24 ラムサール登録湿地と保護区システム 生物多様性条約との協調の例となるとナイジェリアが提案。 決議案25 鳥インフルエンザ 当初会議文書として配布されたが、がこの問題を何とか扱うべきだと提案した理由を説明。「まず、『水鳥はみんな殺せ、湿地はつぶせ』という声があがる危険性がある。自然保護の観点から我々は何かをしなければならない。次に予防的観点から、各国大統領はじめ人々に情報を提供する義務がある。ラムサール条約の決議はこの点で役に立つだろう。」決議案となり、非公式のコンタクトグループが文言の検討に入った。 決議案1 賢明な利用概念に関する追加的な科学技術的手引き 付属文書C、D、Eについて討議。 湿地目録/評価/モニタリングに関する統合的枠組みの付属文書E 採択。 サイドイベント「アジア湿地シンポジウム」 2005年2月にインドオリッサ州・ブバネシュワルで行われたアジア湿地シンポジウムの報告 1. アジット・パトナイク博士(インド、チリカ開発局) 2. ビシュヌ・バンダリ博士(ネパール、生態系管理フォーラム) 3. アマド・トレンティーノ大使(フィリピン、国際環境法カウンシル) 4. テイジ・ムンクール博士(国際湿地保全連合) 5. 柳井俊郎氏(経団連自然保護基金、積水化学) 6. 名執芳弘氏(環境省自然環境局野生生物課) 7. 磯崎博司教授(明治学院大学法学部) 特別報告「ミレニアム生態系アセスメントとラムサール条約」 国連のミレニアム生態系アセスメントの報告書「生態系と人類の健康な生活:湿地と水」に関する報告。生態系の働きが人類の健康に寄与していること、しかしそれが酷使され、正当に管理されない現状を指摘。現在の必要のために将来を売り渡すことに対し、正しい政策決定によって対処すべきことを強調。 専門部会1「統合的水管理への賢明な利用概念の適用」 専門部会2「湿地管理における文化と知識」 アジア地域会合 時期常設委員選出 中国・イラン・タイ
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